本記事は、12/9に石川県金沢市で開催しましたJAWS-UG金沢支部とAWS Startup Communityのコラボイベント『北陸でStartupをはじめよう・みつけよう』にてLTのテーマで発表した内容をもとに作成しています。
re:Inventとは
年に1回ラスベガス(アメリカ)で開催されているAWS最大のカンファレンスのことで、5万名(日本人は1,700名)が参加しました。
地図に記載のオレンジ色のホテル6会場で開催されました。
ホテル1つ1つが非常に大きく、移動するのにも非表示に時間がかかるのが特徴です。
なぜre:Inventに行くことにしたのか?
実は5年前にも自費でre:Inventに行っていて、今回が2回目になります。
5年前にも自費でre:Inventに行った当時は、AWSユーザグループのJAWS-UG金沢支部の1参加者にすぎなかった上、旅行代理店企画のJapan Tourで参加していました。
一人で参加することがほとんどでしたが、Japan Nightで知り合った人がJAWS-UGの別の支部のコアメンバーの方だったこともあり、5年後には以下の変化がありました。
- JAWS-UG金沢支部のコアメンバーとなりAWS Community Day Kanazawaの開催のお手伝い(Japan Nightで知り合った方フォージビジョンさんが来てくれた)
- JAWS DAYS 2021の運営メンバーになった
- 他支部との共同開催ができるようになった
- 東京にあるイースト株式会社に転職し、リモートワークエンジニアとしてAWSを活用したインフラを構築できる仕事ができるようになった
- AWS Community Buildersに選出いただいた
前回参加した後、(飛行機で行きは11時間、帰りは13時間の)長時間の移動はもう懲り懲りだと思っていたのですが、これらの変化を実感できたこと、そして新型コロナウイルスが5類に移行し、渡航に関わる手続きがコロナ前と同じになったこと、更にAWS User Group Leadersの特典として参加費が2,099USDから899USDに値引きされたことや、他のAWS Community Buildersからのお誘いなどがあり、参加することにしました。
オンライン参加との違いについて
最近のカンファレンスではオンライン配信も行われるので、あえて現地に行く必要性が無いのではないかと思われるかもしれません。
オンライン参加のデメリットで上げられる5感のうちの視覚と聴覚だけに制限されてしまうという問題だけでなく、現地参加にこだわる理由は主に2つあります。
1.2,000以上あるセッションのうち、オンライン配信しているのが一部に制限されているため
セッションタイプは大きく以下の5つに分けられますが、オンライン配信されているのはKeynoteとBreakout Sessionになります。
それ以外のセッションを体験したい場合には、現地に行くしか無いのです。
Keynote re:Invent最大のセッションで注目のアップデートや新サービスの発表が行われる
Breakout Session スピーカーによるプレゼン形式でのセッション
Chalk Talk スピーカーと参加者による対話形式のセッション
Workshop ハンズオン形式のセッション
Game Day / AWS Jam 少数のチームで与えられた課題を解いていくセッション
2.ネットワーキングのため
Game Day や AWS Jam は個人で参加している場合、チームで一緒になるのは日本人とは限りません。
海外のエンジニアと拙い英語でコミュニケーションを取らないといけません。また、会場間の移動でも自分から話しかければ、相手も会話しれくれます。
現地で感じる想いは、その場にいる人とでしか分かち合うことができないことを考えると、ここでの共感はこれから活動において活きて行くものです。
5年前との違い
多くのJAWS-UGメンバーとre:Inventを楽しめるようになったことです。
今回はre:Inventというイベントだけでなく、ホノルル経由でラスベガスに行く過程で初めてサーフィンにチャレンジしたり、ラスベガスのダウンタウンに行ったり、レンタカーを借りてRedrockに行ったり、ラスベガスで新しくできたsphereを楽しんだりと、一人では決して体験できないことをたくさん体験できたことは何よりも大きな収穫でした。
ただ、円安が前回に比べてかなり進んだこともあり、正直現地での支払いが苦しかったのは事実です。
行った結果何が起こったのか?
今回は大きく3つ得られたものがあったと感じています。
- 日頃触っているサービスの中でも知らない機能を触る機会が得られた。
- ネットワーキングの機会を得られた。 今回はAWS Users LeadersやAWS Community Builder、APJのコミュニティメンバーとのネットワークイベントが毎晩開催いただいたこともあり、今までオンラインでミーティングしていた人と現地で会い、話ができたことが何よりも収穫だった。
- 日頃関わっている人たちを意識してアウトプットの質の違いを理解できた。 自分との比較になり、良い面でもあり悪い面でもあると考えています。
今回のアップデートの中で気にしているもの
Amzon Q
PartyRock
が気になっています。
生成AIが二週目くらいになったものの、私は依然として周回遅れの状況です。
二週目になったことで、簡単に触れるようになり道具を知っているかどうか、そして使えるかどうかがこれからの生産性に大きく関わる時代となりました。使いやすくなったことによって、知れるハードル、使えるハードルがぐっと下がったので、あとは興味関心がもてるかどうかにかかっていると感じています。
参加したセッションで学んだこと
5年ぶりに自腹で参加したre:Invent体験記Part2に書きましたので、ご覧ください。
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