Eclipseの導入とサンプルアプリケーションの実行までを行います。
なお執筆時点での筆者の環境は
- OS:Windows7 32bit
- ブラウザ:Google Chrome
です。
1 Eclipse本体のダウンロード
以下のサイトからダウンロードすると、java、日本語化、webserverなどがバンドルされているものがダウンロードできる
最新versionの安定稼働版の導入を強く推奨しますが、必要があればその都度古いバージョンを選択してください。
今回は本稿執筆時点2018/7/6での最新版であるEclipse 4.8 Photonをダウンロードします
1-2 ダウンロードパッケージの選択
開発対象の環境に適したパッケージをダウンロードします。
本稿ではとりあえず全部入りのUltimateのFullを選択します。筆者のOSはWindows7 32bitなので赤枠のものを選択しますが、
自身のOSを確認して適切なものをインストールしてください。
ただし、Ultimateにはすべて含まれていますが、サイズが大きい(解凍前1.5GB)ためネットワーク環境が貧弱な場合は適切な軽いものを選択すべきです。
full editionを選択した場合は、コンパイラなどのパス設定がバンドルされたものを利用するようになっているのでインストール後の環境設定の作業が不要です。
2 解凍し実行
インストール後、適当な場所に解凍し、pleiades\eclipse\eclipse.exeを実行
どのワークスペース(作ったプログラムや設定などをどこに置くか)を利用するか選択する画面が出てきますが、
とりあえず検証するならデフォルトのもので大丈夫です。「起動」ボタンを押して進みましょう。
するとEclipseが起動します。
3サンプルコードの実行
3-1新規プロジェクト作成
ではサンプルでJavaのコードを書いて動かす実験をしてみます。
ファイル>新規>Javaプロジェクト
をクリックします。
するとプロジェクトの設定を入力する画面がでてきます。
今回は動作検証をするだけなので細かい設定は不要です。
とりあえず今回はプロジェクト名を「testApp」としました
プロジェクト名を入力して「完了」ボタンを押すとEclipseのパッケージエクスプローラにプロジェクトが作成されているはずです。
3-2新規クラス作成
サンプルプログラムを書くクラスを作成します。
新規>クラス をクリックします
作成するクラスの設定画面が出現します。
クラス名は今回はHelloWorld
にしました。
他は何も変えずに「完了」ボタンを押します。
3-3プログラミング
それではソースコードを書きます。
今回は用意した以下のコードを張り付けるだけでOKです
package testApp;
public class HelloWorld {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Hello World!!!");
}
}
※プロジェクトにtestApp以外の名前を付けた場合は、packageの行は自分がつけたプロジェクト名に変更する必要があります。
3-3実行
それでは実行しましょう。
パッケージエクスプローラのプロジェクト名(testApp)を右クリックし、
実行>Javaアプリケーション をクリックします。
するとプログラムが実行されコンソールにHello World
と表示されます。
以上でEclipseの導入とサンプルプログラムの実行は終わりです。
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